成功していると言われている人、大体不幸せの巻その1(赤鬼登場)
世間的に成功者と思われている方のスピリチュアル的な裏側に今日は迫ろうと思います。
今日は1人の社長にクローズアップしてみたいと思います。
数百億の会社を1代で気付いたD社長。
(身バレさせないために心遣いとしてわからないように変えています)
社会からは成功者とみられ、誰からも一目置かれるD社長。
褒めたたえる人もいれば、敵も多く、D社長が死んだらあの会社を潰しに行こうと好機を
狙って早く死ねと思われていることも多いD社長。
社会は儲けるためにありとあらゆる感情を裏でぶつけます。
同時にD社長は色々な個人的な感情で、いろいろな恨みを飛ばしていました。
「お前がいなければ俺はもっと幸せなのに」
「俺の〇〇を取りやがって」
「クビにしたあいつをこの世から消してやるために全力を尽くす」
そんな感情すら読み取れるときもあります。
すごいね!開眼!
(あんまり感じたくないときもあるけど・・・)
D社長と近しい方から依頼がありまして、この社長の状況を霊視しに行くことになりました。
まずは守護霊様とお話しようかとのこのこと話しかけようと近づいていくと・・・
するとですね、、、
守護霊様が視えなく、なんだかでっかい大根のような足が視える訳ですね。
なんだこれは?と思い、恐る恐る近づくと・・・
いきなりオノがどかーーーん!と振って来ました。
ひーーー!逃げろ―――!と思い、距離を置いてよくよく視てみると、
何十mもありそうな鬼が取り憑いていました。
まー普通ね、いくら開眼したからって、
そうそうこのありえない事実を受け入れられる訳がないんですよ。
(ひーとか思ったけど、目に視えてる訳じゃないしさ。現実じゃないしさ。←信じたくない)
ということで師匠にさっそく連絡。
ボク「師匠、鬼見えたんだけどこの世に鬼なんているの?僕の妄想?」
師匠「結構いますよ」
ボク「いるんかーーーーい!」
ということで妄想は事実に昇格した訳ですね。
ボク「どうすれば?」
師匠「仲間にすればいいじゃん」
ボク「は?」
さすがに100万払いましたが、
師匠はもう頭がおかしくなってあちらの世界に(←どちらの世界?)
行かれてしまったのだな・・・と思いましたが、
もう払ったもんは仕方がない。
100万は返金されないので、
仲間にしようと決意して鬼に近づいて行きました。
気分は桃太郎。
キジもサルもネコ(だっけ?)もいないし、
こちらには裏に頭のおかしな厨二病の師匠に
後押しされた言葉が武器という、まー平たく言うと丸腰のすっぽんぽんだよね。
ということで、いつも通り成仏させる過程で仲間になるか聞けばいいじゃん?と師匠はおっしゃるので、
聞いてみたわけですね。
するとあっさり、「仲間になるから許してくれぇぇぇ~」とか言う訳です。
まーふざけるなと。こんなヌルゲークレームくるぞと。
という訳であっさり鬼を仲間に出来たので、
一応D社長になぜ取り憑いていたか?
どんな経緯で取り憑いたのか?
など過去を聞いてみたわけですね。
すると、十数年前にその会社は実は破産の危機に陥り、そのときにD社長は鬼でも悪魔でもいいから
自分のところに降り立ち、わが野望を叶えよ!みたいな感じのことを思ったみたいで、
そのときから長年の付き合いでやんすよ~とか鬼が言う訳です。(←本当にこんな感じのしゃべり方)
すると依頼者から
「確かにそれは事実で、十数年前に倒産しかけたのを乗り越えてから急にあの会社は大きくなり、
業界では敵を作りまくると同時にそれを糧にあの会社は大きくなってきた」
と青ざめた顔で僕に言ってくるわけです。
依頼者「なんで業界にいるわけでもないのにそれを知ってるんですか?」
ボク「だって鬼がそう言ってるんだもん」
依頼者「そういうもんなんですか?」
ボク「知らん。僕はじめてだもん、こういうの。でも長年連れ添った鬼がそう言ってるんだからそうなんじゃないの」
依頼者「・・・・・」
こういう絶句したり、なんで知ってるの――!?みたいなやりとりめっちゃ多いんですよね。
僕だって未だに半信半疑の部分があるから、信じてないっちゃー信じてないけど、
当たってるらしいから仕方ないよね。
ちなみにさらに霊視を重ねると、親族に対して恨んでいたり、亡くなった方からの恨みなどが視えました。
それを伝えるとD社長は別居、親子の不仲、孫との確執、近親者の金銭の横領、など裏切りの連続みたいで、
いまは大切にされているけど、それなりの恐怖もあり、
自分もその人を裏切っていいものかどうか?という相談のご依頼でした。
人を恨んだりしていると自分に返って来るという因果応報を目の前で見た感じでした。
ちなみに鬼しか取り憑いていなかったので、その後守護霊様ともお話出来ました。
この人は元々女々しい方なので、なんとかそばにいて守って頂けないでしょうか?と言われましたが、
依頼者はもう離れたいと思っているようですので、守護霊様にはお伝えしませんでした。
お話を伺っているとその方がいらっしゃらなくなると、その会社はうまく回らないことも多々増えそうです。
社会の人間関係と向こう側の世界が結びついても、
何か幸せを作りだしたりするわけではないんだなと、個人的には感傷に浸ったご相談でした。